筑波大学ラグビー部医学チームは、関東医歯薬リーグ最終第5戦を帝京と行った。
押し気味に試合を進めるもなかなか得点を奪えない。スペースに蹴り込んだボールを確保して、外側にフォローしたBKにパスが通り先制トライ。終了間際にショットを決めて前半は8対0。
アウトブレイクして走力で勝負を仕掛けてくる相手BKにゲインラインを突破される場面が何度かある。近場をFWで連続して攻撃してくるのを止められず、ゴール真下の失トライで8対7。敵陣でのペナルティから個人の突破力でやや強引な攻撃をつなげてトライまで持っていき15対7。外にフォローしてくる相手BKへのタックルが甘くなり、走り切られての失トライで15対12。その後は点数動かず試合終了。
リーグ戦2位の筑波と5位か6位で入替戦にまわる帝京では力の差があったはず。しかしこの試合に関する限り、その差は点差ほどしか感じられず非常に残念な内容だった。安定していたスクラムで劣勢になる場面があり、ラインアウトミスやタッチキックミス・ダイレクトタッチなどを犯しピリッとしなかった。外へ流れるアタックに対して、前に出るタックルが決まらないのも歯がゆかった。
リーグ戦全体を通しては、後半の得点が5試合中4試合で1トライのみであり、試合中における修正力の低さ・疲れてきたときのフィジカルやフィットネスの足りなさが浮き彫りになった。公式戦で下手な試合をするチームは優勝争いできない、これを肝に銘じて次のシーズンに臨んでもらいたい。
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