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2008年7月

虫垂炎のお話

 なぜか昨日は夏の終わりを感じさせるような風が吹いていました。これからが夏本番です。週末から甲子園が始まります。そして虫垂炎のお話です。

Q:朝、なんとなく上腹部に違和感がありました。気持ち悪くて昼は食べられませんでした。夜になって右下腹部が痛くなり38度の発熱がありました。救急病院を受診したら虫垂炎と診断され同日手術となりました。予防する方法はあったのでしょうか。

A:虫垂とは盲腸からつながっている細長い腸管の部位名称です。糞石などでこの虫垂が閉塞すると内部圧力の上昇と細菌増殖のために局所的な炎症・壊死をきたします。これが虫垂炎の病態とされています。

 虫垂炎では症状が以下の順に進行することが知られています。①みぞおちやヘソ周囲の痛み。②食欲がない、気持ち悪い、吐く。③(右下腹部に多い)押した時の痛み。④発熱。⑤血液検査で白血球増加。これが時間単位で変化していくため①や②の段階で受診しても診断できないことが多いです。また虫垂の位置によって症状や所見が大きく変わります。したがって予防方法は残念ながらこれといったものはありませんが、この経時変化を知っておいて損はしないでしょう。

 虫垂炎の治療は早期手術が基本です。病状によっては抗生剤投与による保存療法を行うこともありますが、外科医との密接な連絡が必要です。当院で虫垂炎が疑われた場合は速やかに入院可能な医療機関へ相談いたします。

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ベスト8の予想

 甲子園出場チームがそろい、特AクラスとAクラスを独断で決めて楽しもう、と考えていましたが既に組み合わせも決定しています。ここはヤグラを眺めて頭を悩ませながらベスト8を予想してみます。

 言い訳を色々としたいのですが、市岐阜商・常葉菊川・木更津総合・鹿児島実・常総学院・青森山田・清峰・仙台育英にします。強豪揃いの近畿・中国・四国から1校も選んでいないという地域偏在の予想になってしまいました。自分としてはダークホースも入れてみましたがどこか分かりにくいです。

 甲子園出場という目標を達成したチーム同士の戦いなので、楽しんでやってもらえれば十分です。と言いつつ魔物を見たいというのは贅沢でしょうか。

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8/2、8/10~8/17休診です

 下記の日時は休診となります。ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いします。

 8/2(土)

 8/10(日)から8/17(日)

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甲子園出場校続々と決定

 各地方大会は大詰めを迎えています。全て出揃ったら独断で特Aクラスを3校、Aクラスを5校選んでみたいと思います。つまらない予想になりそうですが、昨年の佐賀北のようにダークホースが活躍してくれることを期待します。

 それにしても昨年の佐賀北や、初優勝した時の駒大苫小牧を予想できた人はいるのでしょうか。そう考えてAクラスに一校ぐらい大穴を入れてしまいそうです。

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そして甲子園切符は常総に

 高校野球茨城大会の決勝は、第一シード常総VS第二シード霞ヶ浦と東西の横綱同士の対戦となりました。予想通りの接戦となり、9回土壇場で追いついた常総が延長サヨナラで甲子園出場を決めました。

 霞ヶ浦を相手に圧勝するようでなければ甲子園で勝ち上がれない、という意見もあるようですが個人的にはベスト8までいく力があるとにらんでいます。対戦相手にもよりますが、智弁和歌山や広陵といった強豪に競り勝つようなら二度目の全国制覇もありえます。

 高校野球ファンの心理は複雑で、劇的逆転勝ちを望んでいるところがあります。楽勝するぐらいなら、歴史に残る負け方をした方がいいとさえ思っているのではないのでしょうか。

 甲子園に出場する球児だけではなく、秋大会に向けてすでに始動しているその他圧倒的多数の球児たちの応援を続けます。

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頭痛のお話その2

 高校野球に熱中して、常陽リビング掲載記事の転記が遅くなりました。本日決勝ですが頭痛の話の続きです。

Q:片頭痛で内服薬を処方されましたがあまり効かずどうしたらよいでしょうか。

A:質問された方は片頭痛の治療薬としてトリプタン製剤を処方されたものと思われます。トリプタンは片頭痛の本質である“血管の拡張と炎症を抑制する”という根本的なところに作用する薬です。トリプタンの十分な薬効を得るためには早期服薬が重要とされています。「とことん我慢できなくなってから飲む」のではなく、「痛みが起こりかけた初期に飲む」ようにします。片頭痛のときには胃腸の働きが悪くなって薬の吸収が非常に遅くなることがあります。それを回避するために制吐薬を併用するのもトリプタンの効果を上げるとされています。片頭痛予防のために特殊なカルシウム拮抗薬や三環系抗うつ薬を使うこともあります。

 緊張型頭痛は頻度としては片頭痛よりも高く、この場合トリプタン製剤は無効なことが多いです。治療薬の第一選択肢はNSAIDsやアセトアミノフェンといった鎮痛薬となります。筋弛緩剤や抗不安薬が有効なこともありますが、決め手となる薬物治療に苦労することがあります。非薬物療法として頭痛体操・頚部の指圧・鍼灸などのほうが効く場合もあります。悪い姿勢やストレスをため込むような生活習慣を改めていくことも大切といわれています。

 頭痛に関して何かありましたらいつでも当院へご相談ください。

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水戸一高散る、ひとかけらの涼風を残して

 高校野球茨城県地方大会は佳境を迎えています。結果的にはさしたる波乱なし、と総括されそうな印象です。

 注目の水戸一高は第二シード霞ヶ浦に4対6で敗退しました。世紀の大波乱はなかったものの、無風ではなく涼風を感じさせる爽やかな散りかたでした。

 もう少し北の福島県では福島・磐城・安積と公立進学校御三家がベスト16に残るも、それぞれが僅差で敗退した模様です。甲子園への道は遠く険しいです。次は秋の地方大会だ!と普通のチームは甲子園大会の前に始動するんですよね。

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水戸一高野球部を激烈に応援する

 水戸一高はついに本日、霞ヶ浦と対戦です。歴史的番狂わせを期待します。

 今の3年生が1年生の時には土浦日大に6回コールド負けを喫しました。サヨナラヒットを処理したセンターががっくりと膝をつき、なかなか立ち上がれなかった姿を思い出します。試合後にキャプテンが悔し涙を流しながら、「後輩たちには甲子園を目指してほしい」と記者に語っていました。この若者たちは勉強だけでなく野球でもトップを狙っているのか、と感銘を受けました。

 目の前に立ちはだかるのはとてつもない高い壁です。しかしその壁を乗り越えるために今まで練習してきたはずです。頑張れ、水戸一高!

 土浦一高OB(しかも野球にまるで素人)からの熱烈応援メッセージでした。

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来たぞ水戸一高、奇跡を起こせ

 水戸一高野球部やりました。シード校の常磐大を相手にまさかのコールド勝ちです。

 次は予想通り第二シードの霞ヶ浦です。常総が東の横綱なら霞ヶ浦は西の横綱といったところでしょうか。乗り越えなければならない壁はものすごく高いのですが、可能性は30%ぐらいあるものと思います。

 ここで奇跡の金星を挙げて水戸一旋風を巻き起こしてほしいものです。歴史的な番狂わせを期待して明日を待ちます。

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石田投手を悼む

 横浜ベイスターズの石田投手が41歳の若さで直腸癌のため亡くなりました。石田投手といえば、取手二高が茨城県勢として初めて甲子園で優勝したときのエースです。当時ケタはずれの強さで無敵を誇った山びこ打線の池田高校を、清原・桑田のPL学園が完膚なきまでに叩きのめし、主役交代を目の当たりにしました。その清原・桑田が2年時のPL学園を決勝で破ったのが、名将木内監督率いる取手二高でした。

 石田投手の冥福を祈ります。そして水戸一高、本日のシード越え第一ラウンドを制してください!

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次はシード校撃破だ、水戸一高

 高校野球茨城大会では熱戦が続いています。注目の水戸一高は日立一高を予想外のコールドで退け、三回戦に進出です。ここからはシード校、またはシードを破った高校との戦いになります。

 まずは常磐大ですが、チームの不祥事をものともせず、初戦をコールドで勝ち上がってきました。コンスタントにベスト8の実力を持っているどころか、昨年は決勝進出した強豪です。しかし持っている力を出し切れば勝てる可能性はあるとにらみます。水戸一旋風を期待します。

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常総強し

 高校野球茨城大会ではシード校が登場するようになりました。ガチガチの大本命である常総は甲子園2回出場の茨城東をよせつけずコールド発進です。

 対抗の霞ヶ浦は本日登場です。対抗と呼ぶにふさわしい試合運びをみせてくれるのでしょうか。

 そして何と言っても注目は水戸一高VS日立一高です。県立進学校同志の対戦であるだけでなく、実は両校とも甲子園出場経験があります。激戦が予想されどちらに勝利の女神が微笑むのか予想がつきません。好試合を期待します。

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土浦一高野球部の夏は早くも終わる

 土浦一高野球部頑張れ、のメッセージをここに記した約2時間後には、日立商業に1対2で負けてしまいました。これで2年連続初戦敗退です。ここ数年強くなってきた印象があり、続けて初戦で負けてしまうのは残念です。できればシード校に選ばれてほしい、せめてシード校と当たるまでは勝ち進んでほしい、のが願いです。レギュラーは3年生がほとんどだったようであり、2年生以下は秋に向けて早目に始動してほしいものです。

 水戸一高は霞ヶ浦に当たるところまで勝ち進んでほしいです。もし金星をあげるとおそらく竜ヶ崎一高か鉾田一高と対戦になるでしょう。竜ヶ崎には去年夏の雪辱・鉾田にはシード推薦を阻まれることになった春地区大会の雪辱となり、ストーリー的にはおいしいです。まずは接戦が予想される次の日立一高に全力を傾けないといけませんが。

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水戸一高は快勝で1回戦突破

 茨城県高校野球選手権で水戸一高が順調なスタートを切りました。次は日立一高との一高対決となるのでしょうか。

 母校の土浦一高も続いてほしいところですが、日立商業のエースはなかなかいいらしいです。逆にここで勝てば波に乗れるかもしれません。やはりシード校と当たるところまではいってもらいたいです。

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頭痛のお話

 今日から茨城高校野球選手権大会が始まります。土浦一高・水戸一高頑張れ!野球とは全く関係のない頭痛のお話です。

Q:月に数回頭痛発作がありひどいと仕事にならないこともあります。頭痛ぐらいで仕事を休むわけにもいかずどうしたらよいでしょうか。

A:生活の質を落とすような頭痛は一度受診することをお勧めします。頭痛の診察でまず行うのが“命に関わることもある”二次性頭痛を除外することです。二次性頭痛には以下の特徴があるとされており、CTなどの画像検査が必須となります。①突然の頭痛。②今まで経験したことがない頭痛。③いつもと様子の異なる頭痛。④頻度と程度が増していく頭痛。⑤50歳以降に初発の頭痛。⑥神経脱落症状を有する頭痛。⑦癌や免疫不全を有する患者の頭痛。⑧精神症状を有する患者の頭痛。⑨発熱・項部硬直・髄膜刺激症状を有する頭痛。

 これらの特徴がない“いつもの頭痛”は一次性頭痛と呼ばれています。片頭痛・緊張型頭痛が多いのですが、治療薬が異なることから片頭痛の要素を探し出すことが必要です。①つらく支障度の高い頭痛。②吐き気がある。③光に過敏でものがまぶしい。この3つがそろえば片頭痛を見逃さないだろうといわれています。

 片頭痛は発作性であり、頭痛が毎日あり3ヶ月以上続く場合は薬物乱用のあることが非常に多いことが分かっています。この時は薬をやめていくことを考えないといけません。頭痛症状で困っている方は当院へいつでもご相談ください。

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伸び悩むどころか下降気味

 記録が上がる前に気温が上がってきてしまいました。赤塚公園での週1回のランニングトレーニングは絶不調です。3周約2900mのタイムが13分27秒と1ヶ月前の水準に戻ってしまいました。真夏になる前に12分30秒を一度は切っておくという中間目標は達成できそうにありません。

 反省点は色々ありますが、根性がない・裏打ちできる練習をしていない、のが主な原因でしょう。新しいランニングシューズを買っただけで満足していてはいけませんね。あまり追い込まないようにしますが、灼熱のもと続けられるのかちょっと不安になってきています。

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