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2007年10月

筑波大学医学ラグビー部目指せ1部返り咲き

 先日筑波大学医学ラグビー部の試合を観に行った。後輩たちは私が現役の頃に比べ、強く、たくましく、そして眩しかった。内容も伴っての勝利は素直にうれしかったが、この時代に近い将来医師になるであろう若武者がラグビーをしてくれていることに感謝した。相手チームの慈恵医大の選手にも敬意を感じた。(って私は何様だ?)筑波大学医学ラグビー部をこれからも熱く烈しく応援します。

 話は変わって高血圧の続きです。

Q:血圧はほぼ140/90です。高血圧の薬は一度始めたらやめられないと言われているのでなるべく服用したくありません。何かいい方法はありますか。

A:高血圧はメタボリック症候群、糖尿病、脂質異常症などと共に生活習慣病と称されています。つまり生活習慣の改善を抜きにして治療法を考えることはできません。

 生活習慣の修正項目には、食塩制限6g/日未満・野菜と果物の積極的摂取・適正体重の維持・運動療法・アルコール制限・禁煙が挙げられています。これらはほとんどほかの生活習慣病の治療方法と重複します。

しかし、高血圧においては生活習慣の修正のみによって目標血圧レベルに到達できる   患者は少なく、大部分の患者には薬物療法が必要になるといわれています。降圧薬には多くの種類がありますが血圧を下げること自体が重要であるとされています。どの降圧薬を選択するにしても、使用上の原則があります。1日1回投与のものを選ぶ、低用量から始める、適切な組み合わせで併用するなどです。

 生活習慣の修正を、一定期間(およそ3ヶ月)行っても血圧が140/90未満とならない場合は降圧薬を開始した方が良いでしょう。生活習慣の改善によって薬が不要となることもあるので一度始めたらやめられないということではありません。当院では食事療法・運動療法の指導にも力を入れているのでお気軽にご相談ください。

 

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看護師募集終了のお知らせ

 ホームページのブログからも看護師募集をしていましたが終了とさせていただきます。紹介してくれた方、連絡をいただいた方、面接をさせていただいた方は本当にありがとうございました。狭い医療の業界でありますので、また顔を合わせることがあると思いますが、その際はよろしくお願いします。

 猛暑はとうに終わり冬が近づいてきました。乾燥体質なため、あちこちで静電気のパチッにやられます。痛みに弱いので、ドアやパソコンの電源などに触れるのをびびっています。この乾燥体質は治ることがあるのでしょうか?冬の寒さも嫌ですが、あのパチッがとても嫌いです。早く夏にならないかな。でも夏になるとまた年を取ってしまうし。30を過ぎてから時間の経過が明らかに早く感じる今日この頃です。

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南アが2度目の世界一

 ラグビーW杯決勝は互いにノートライながら15対6で南アがイングランドを下して優勝となりました。強いチーム同士の対戦ではなかなかトライは奪えませんね。

 学生時代BKだったし、展開ラグビーが好きです。しかし激しい防御や、局地戦でのFWのぶつかり合いにもラグビーの魅力は十分あります。素人ですが正直0対0でもラグビーは観てて楽しめます。

 展開ラグビーで有名なチームの監督がインタビューで答えた内容が印象に残っています。「相手はFWの力勝負でくることは分かっていた。うちはBKのチームと思われているようだけど、FWの連中はみんなFWのチームと思っているようなのばかりなんですよ。トライはBKが奪ったけど、FWの力勝負を真っ向から受け止め逃げなかったのが勝因でしょう。」

 FWなしにラグビーは語れず。FWの選手はスクラムでの角度とか、オーバーに入った際のきれいなスイープとか、ラインアウトでの敵に割らせない体の寄りとか、そういった話で盛り上がっているんですよね。BKのライン練習に参加したFW選手が味方との距離が遠くて寂しいと漏らしたことがあります。そんな男気溢れながらも心優しいFW選手たちをいつまでも応援し続けます。

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決勝は母国対ボクス

 ラグビーW杯も週末でクライマックスを迎えます。

 準決勝のフランス対イングランドは早朝に起き出してTV観戦しました。戦法に賛否両論ありますが、イングランドが勝利し前回に続いて決勝進出となりました。

 もうひとつの準決勝をTV観戦するため、朝の3時半に衛星放送に加入している実家へ行くも・・・。別加入のJスポーツ3での放送のため観戦できませんでした(涙)。地上波でアルゼンチンとニュージーランドの試合を1回も観ることができなかったのは悲しいです。スカパーに再加入するべきだったか。

 決勝は強力FWと至宝ウィルキンソンを擁する母国・イングランドとトータルに完成度の高いスプリングボクス・南アフリカの対戦となりました。この2チームは予選ですでに当たっていてこの時は36-0でボクスが勝利しています。なかなかのイイ男・モンゴメリーとイイ男とはいえないが私の大好きなロビンソンのFB対決も見ものです。決勝にふさわしい競った試合展開になってくれることを期待します。

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高血圧のお話

 今日というか明日の早朝にラグビーW杯の準決勝イングランドVSフランスですね。ビールを飲まずに寝て、早起きしてTV観戦します。フランスはイングランドに相性悪いイメージありますが、地元開催なので期するところがあるでしょう。どちらが勝つのか予想できません。もう一つの準決勝も順当なら南アフリカですが、何せあのアルゼンチンが相手なのでこちらの勝敗も予想が難しいです。言い訳をした挙句に開催国フランス歓喜の初優勝と予想してみます。うーん、今からドキドキするなあ。

 そして常陽リビング掲載の高血圧のお話です。

Q:健康診断でここ3年ほど高血圧を指摘されています。症状があるわけではないので医療機関を受診しなくてもいい、と自分では思っているのですがいかがなものでしょうか。

A:血圧水準が高いと脳卒中や心疾患になりやすいことが証明されています。収縮期血圧(上の血圧)が10上昇すると脳卒中の危険度は20%増加し、心疾患は15%増加するといわれています。ところが、血圧を正常に保つことで高血圧でない人と同程度まで脳卒中や心疾患にかかる危険度を低下できることが分かっています。症状がなくても高血圧の治療をするのはそのためです。

 高血圧の基準は140/90以上とされています。治療を開始する際は血圧以外の危険因子や高血圧性臓器障害・心血管病の有無を評価してリスクを低中高の3段階に層別化します。血圧以外の危険因子には喫煙、糖尿病、高コレステロール血症などの脂質代謝異常、肥満、尿中微量アルブミン、高齢、若年発症の心血管病の家族歴などがあります。高血圧性臓器障害とは脳卒中、心不全、腎不全、大動脈解離、高血圧性網膜症などのことです。心血管病は主に狭心症・心筋梗塞のことを指します。

 高血圧は無症状であることが普通です。しかし、一度脳卒中や心筋梗塞などを発症すると生活の質が著しく低下します。次回は高血圧の治療法を説明したいと思います。

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母国とシャンパンが来た!

 ラグビーW杯最高潮に盛り上がってます(少なくとも自分の中では)。先週末に準々決勝が行われましたが、大方の予想を覆しイングランドがオーストラリアを、フランスがニュージーランドをそれぞれ葬りベスト4に進出しました。

 地上波ではイングランドVSオーストラリアを放送しました。怪我から復帰したウィルキンソン、驚異的な回復で同じく復帰したロビンソン。その2人が戻ってもイングランド敗戦は免れないとにらんでいましたが、試合が始まると近場に遠目にとパスをつなぎまくる、というおよそイングランドらしからぬ攻撃にただならぬ気迫を感じました。そしてパスをしてもスタンドオフのウィルキンソンは(密集に入っていて)いないという好調時のイングランドに。ウィルキンソンの本当の凄さはキックではなく、骨惜しみしないディフェンスとFW選手ばりの密集での仕事にあるでしょう。点数は12対10でしたが内容的にも文句なく勝者は母国・イングランドでした。

 イングランドVSオーストラリアはW杯においては魂を揺さぶる激戦になります。第2回の決勝ではイングランドが今まで封印していた展開ラグビーを突然みせるもオーストラリアの勝利。第3回準々決勝では王子アンドリューがそこからドロップ?しかも入ってイケメンモデル・ガスコットと歓喜の抱擁でイングランドの勝利。第5回決勝は延長・再延長の末に至宝ウィルキンソンが逆足でのドロップゴールでイングランドの勝利。そして今回と記憶に残る名勝負を繰り広げてきました。

 フランスVSニュージーランドも観たかったなあ。TV局には3位決定戦以外は準々決勝以降全試合を放送してもらいたいです。屈強なつわものどもがガチンコでぶつかりあう姿を見ていると心ある者ならば、いや心がなくても震えてきます。世界最高の夢舞台それがラグビーW杯だと思います。準決勝・決勝とドキをムネムネしながら素晴らしい試合を期待します。そういえば高校野球は東洋大牛久が決勝に進めませんでした。

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水戸一高野球部に注目

 ラグビーW杯の陰で例年通り秋季茨城県高校野球が大詰めを迎えています。ベスト8に文武両道の名門・水戸一高が勝ち残るもシードの東洋大牛久に惜敗しました。東洋大牛久が決勝に進むと関東大会出場権を獲得し、そこでベスト4以上ならほぼ春の選抜甲子園出場が決まります。東洋大牛久が圧倒的な強さで勝ち上がった場合、東洋大牛久はいいとして俄然水戸一高に注目が集まります。なぜなら水戸一高があの21世紀枠に推薦される可能性が出てくるのです(21世紀枠が廃止されていたらこの話は全くなしです)。

 水戸一高が甲子園に出場しようものなら、人口約30万人と言われる水戸市民の1/3は大応援団を結成して甲子園に乗り込むものと思われます。まあそれは大げさですが地元・水戸ではそれぐらい伝統があり愛着を持たれる学校であることは確かです。夏の甲子園は出場するまでが熱いのですが、春の甲子園も出場するまでの過程が複雑なだけにマニアには違った熱さがあります。

 つまり東洋大牛久頑張れということです。そして来年の夏の甲子園出場をかけた茨城地方大会では水戸一高旋風が吹き荒れるでしょう。わが母校・土浦一高も後を追ってほしいものです。来年の夏が楽しみです。

 

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ラグビーW杯ベスト8揃う

 アルゼンチンの奮闘により、ベスト8で優勝候補筆頭ニュージーランドVS地元開催フランスの組み合わせになりました。順当ならニュージーランドでしょうか。オーストラリアVSイングランドも興味深いのですが、順当ならやはりオーストラリアになるでしょう。不利と思われる北半球勢には奮起してもらって番狂わせを演じてもらいたいものです。優勝はニュージーランド・オーストラリア・南アフリカの中から出ると思いますが、感動すら与える鉄壁のディフェンスを武器とするアルゼンチンは強烈な印象を残して敗れ去っていくでしょう。涙が出ても拭わずにTV観戦するつもりです。

 糖尿病の話の続きです。

Q:症状はありませんが健診で血糖が高いと指摘され、近くの病院へ行ったところHbA1cが8.2でした。糖尿病と診断されましたが今後どのような治療をしていくのでしょうか。

A:糖尿病は血糖や体重を良好にコントロールしていくことで合併症の発症を防ぎ、糖尿病でない人と変わらない日常生活を維持できるといわれています。血糖コントロールはHbA1cを重視し、6.5未満を目指します。体重は標準体重を目指します。標準体重は身長(m)×身長(m)×22で計算できます。

 血糖や体重を適正に保つには食事療法と運動療法が欠かせません。食事は標準体重×30でエネルギー摂取量を求めます。運動は有酸素運動を主体に1週間に3回以上行うようにします。どこかで聞いたことのある話と思われた方は鋭いです。メタボリック症候群の生活様式改善に類似しています。      

 食事・運動療法を行っても血糖コントロールが不十分な場合は薬物療法の適応になります。人によっては当初から薬物療法も必要と判断されるかもしれません。薬物療法には経口薬療法とインスリン療法があります。

 糖尿病は定期的な検査と結果説明を受け、医師の協力の下によい治療状態を主体的に保つことが重要です。医療機関にきちんとかかるようにしましょう。

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